【銀時VSアルヴィンかもね考察】まとめ+

なおアルヴィンが一方的に負けている模様。
(新規小話付き)

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銀時ならアルヴィンの嘘も一目で見抜けてしまうかもね。ただアルヴィンが壁を立てるように作る嘘を全て暴くような野暮なことはしないかもね。追及はしないけれど監視はする。まあ、アルヴィンにはこれで十分なのかもね。

――アルヴィンにとっては最大の天敵かもね。



嘘を見抜かれる=本心を見透かされるってことだから、アルヴィンは銀時の存在が厄介かもね。銀時が嘘を見抜いていながら何もしてこないのも、自分の意思が不安定だからだと自覚させられて嫌かもね。でももしアルヴィンが決心したとき、真っ先に気づいてくれるのも銀時かもね。

――そのとき、最大の天敵は最高の味方になってくれるかもね。




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銀「思ったんだけどよ、お前、そのメンタルの弱さをカバーできてた頃のほうが、今よりメンタル強くなかった?」

ア「ぐっ……突然なにを言い出すかと思えば、絶妙に的を射たことを……」

銀「なにがあったか知らねぇし興味もねぇが、前のほうがらしかったような気ぃするけどな」

ア「それは自分が一番思ってるって。でも、これでも変わりたくて結構頑張ってるんだぜ。これまでの生き方を改めて、ウソもつかないように気をつけて、そのせいで毎日思うようにいかねえことばっかりだけど……今度こそ間違ってないって、信じたくてさ」

銀「……気持ち悪っ!」

ア(言うと思ったぜ……)

銀「お前なに、自分語り? 今そんなこと言っちゃう感じなの? それはちょっと……気持ち悪いわお前……」

ア「いや本気で引いてるし! なんだよ、じゃあおたく的には、俺ってウソつきのままのほうがよかったカンジ?」

銀「俺的には、今のお前はどうにもこうにもぎこちねぇっつーか、妙に人間臭ぇっつーか、やる気だけ空回りしてるようにしか見えねぇってカンジだ」

ア「うっ……」

銀「上っ面だけだったお前がいくら変わると口にしたって、お前自身が伴わねぇんじゃ何も変わらねぇのと同じだよ。頑張ってそのザマなら、今までのやり方のほうがお前に似合ってたんじゃねーの?」

ア「……はぁ……トゲだらけのくせに、相変わらずよく見てるよ……」

銀「……ま、何にせよ今さら過去に戻れるわけでもねぇ、これからはそのぎこちねぇカンジを我慢して、なんとかして生きてくしかねぇわけだ。どうせお前だって、他人に言われたくらいで昔に戻る気なんかねぇんだろ」

ア「……ん? え?」

銀「は?」

ア「あ、いや、な、ないない! ここへきて出戻りなんてできるほど、メンタルたくましくないって!」

銀「ったく、最初からハッキリ言やいいんだよお前は、そーいうフワッとしたとこが気持ち悪いんだよ」

ア「……でも、我慢してくれるんだろ、これからも。ホントいい性格してるよおたく、やな意味で」




――前のほうがよかった、とは言ってないよね。



(Twitter投稿期間:2013年~2017年)